首が痛い人に多い現象
首が痛い人、こっている人は、首の後屈がしにくい場合が多いです。
後屈というのは、天井を見上げるようにして、首を後ろに倒すことです。
逆に、前屈(首を前に倒すこと)はしやすいことが多いです。
では、なぜ、後屈がしにくくなるのでしょうか?
それはストレートネックになっているからです。
ストレートネックというのは、首の骨がまっすぐになることです。
腰や背中の骨は、反ったり、丸みがありますよね?
それと同じように、首の骨も前方に反っています。
でも、猫背になっていたりして、首を前に突き出すような姿勢になると、首の反りがなくなり、まっすぐになってしまいます。
当然、首の筋肉は緊張してコリ、痛みが出やすくなるというわけです。
もし、首を前に出すくせがついている人は、時折、天井を見上げるようにして、首を後ろに曲げるようにしてください。
痛い場合は無理をしないで、いけるところまででいいです。
このときにコツがあります。
それは、背中を丸めないことです。
猫背の状態で首だけ後ろに反らそうとしても、なかなか曲がりません。
胸を張って、胸から反らすようなつもりで、首を後ろに反らしてください。
普通より、後屈しやすくなっているはずです。