整体院プラスの健康コラム

【枚方市樟葉】整体院プラスの健康コラム

テレビや雑誌では紹介されない、整体師ならではの健康情報を、大阪府枚方市の整体院プラスからお届けします。

肩こりと脇の硬さ

肩こりの人の共通点として、肩甲骨の動きが悪い、というのがあります。
なぜ肩甲骨の動きが悪くなるかというと、背中が丸くなって猫背になると、肩が前の方へ巻き込むような形になります。
すると、肩甲骨が前へ引っ張られる形になり、その状態で固まってしまうのです。

肩こりと脇の硬さの関係

肩甲骨が前に引っ張られていると、肩甲骨周辺の筋肉が緊張して硬くなってしまいます。
すると、肩甲骨から首にかけて、コリが出てしまう、というわけです。
ですから、肩こりを治そうと思ったら、肩甲骨の動きをよくしなければなりません。
そのときに注目するのが、脇の下です。

肩こりと肩甲骨の動きの悪さ

ちょっと腕を真上に上げてみてください。
腕を上にあげて、腕が耳にくっつくようなら問題ありませんが、もし、腕が耳まで届かないようなら、あなたの肩甲骨は硬くなっています。
そしてこの動作の邪魔をしているのが、脇の下の筋肉です。
腕を上げたまま、脇の下をつまんでみてください。
脇の前側と後ろ側にそれぞれ筋肉の束があります。
おそらく、後ろ側の筋肉をつまんだ時に痛みがあると思います。
それは、その筋肉がこっている証拠です。
脇の下の後ろ側にある筋肉は、肩甲骨についていますから、この筋肉が硬くなってくると、肩甲骨の動きが悪くなってしまいます。
そして、そこから肩こりへと繋がっていきます。
ついでにいうと、ここから、五十肩になる場合もあります。

脇の下がこっているなんて、気づかなかった、という方が多いと思います。
でも、こういった、本人が気づいていないところに、肩こりなどの原因が潜んでいることが多いのです。

猫背になって、肩が前に巻き込む形になっていると、肩甲骨が前に行くと同時に外へ広がります。
すると、後ろから見た時に、背中が大きく広がって見えてしまいます。
女性の方は、注意してくださいね。
自分の知らないところで、他の人に、立派な背中をしているなー、と思われているかもしれませんよ。