整体院プラスの健康コラム

【枚方市樟葉】整体院プラスの健康コラム

テレビや雑誌では紹介されない、整体師ならではの健康情報を、大阪府枚方市の整体院プラスからお届けします。

背中(肩甲骨の間)の痛み

肩こりにお悩みの方は、背中(肩甲骨の間)がコってつらいことも多いかと思います。
この背中の痛み(コリ)の原因はなんでしょうか。

背中の痛み(コリ)の原因

背中がコって痛くなるのは、おもに肩甲骨の間にある菱形筋という筋肉が硬くなることで起こります。
この菱形筋という筋肉は、胸椎から肩甲骨の内側についていて、肩甲骨を内側に引き寄せる役割を持っています。
ではなぜこの筋肉が硬くなるのか。
これは、肩こりの原因とも共通するのですが、猫背の姿勢が大きく関係しています。

猫背姿勢の影響

猫背の姿勢になると、肩が丸くなります。
肩先が前に出るわけですね。
するとどうなるか。
肩甲骨の外側が前に行くのと同時に、肩甲骨の内側は外へ移動します。
体を上から見たときに、肩甲骨が逆「ハ」の字になるわけです。
肩甲骨が外側へ移動しますので、内側についている菱形筋は外側に向けて引っ張られる形になります。
そしてこれ以上引っ張られないように、菱形筋は常に緊張して力が入った状態になります。
この状態が長く続くことによって、菱形筋が硬くなっていくのです。
背中がどんどん硬くなっていくと、肩甲骨の動きが悪くなり、肩甲骨がまるで背中に張り付いているような感じになってきます。
そして、気をつけの姿勢のときに、いわゆる背中の天使の羽の部分がベチャっとして、肩甲骨の形がわからないようになってきます。

背中(肩甲骨の間)が硬くならないようにするには

じゃあ、菱形筋が硬くならないようにするには、どうすればいいのか。
理屈は簡単です。
猫背になって、肩が丸くならないようにすればいいわけです。
そうすれば、菱形筋が引っ張られず、余計な緊張がなくなります。
「とは言ってもねー」ですよね。
わかります。
いい姿勢を保とうとすることは大切です。
でも、一度猫背のクセがついて、体が硬くなってしまうと、いい姿勢にしようと思ってもなかなかできないものです。
無理をすると、逆にしんどくなってしまいます。
そういう人は、まず整体の施術で猫背を直してもらってください。