整体院プラスの健康コラム

【枚方市樟葉】整体院プラスの健康コラム

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やらないといけないとわかっていても、後回しにしてしまう人へ

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そうじをしないといけない、片付けをしないといけない、そう思っていても、ついつい後回しにしてしまうことありますよね?
あれをやらなといけない、これをやらないといけない、というのはわかっていても、何かしらの言い訳をして、先延ばしにしてしまう。
私なんかはもろにそのタイプで、いつも夏休みの宿題を最後の何日かで、ひーひー言いながらやっていました。
作業をため込んでしまわないためのコツは、何よりも少しずつこまめにやることです。
今回は、やらないといけないことをため込んでしまわないためのコツをくわしくご紹介します。

精神的なデメリット

やらないといけないことを後回しにしてしまうことで起こりうるデメリットは何があるでしょうか?
「そんなこと言われるまでもない」、そんな声が聞こえてきそうですが、まあ、当たり前なことで言えば、例えばそうじをしなければ汚れてしまう、整頓しなければどこに何があるかわからなくなる、見た目にもきたない、とかそういったことですよね。
でも、精神的にも悪影響がある、というのもご存知でしょうか?
精神的といえば、もちろん、先ほど言いました、見た目に汚くて嫌な気持ちになる、とか、そういうこともありますが、ここでの意味はそういうものではありません。
どういうものかというと、例えば、「机の上が汚れているからそうじしないといけないなー」と思ったのに、めんどくさくて、すぐにやらなかったとします。
そして、次の日にまたその机を見て、「そうじしないといけないなー」と思います。
でも、めんどくさくて、また先延ばししてしまいます。
この「やらないといけないなー(でもやりたくないなー)」と思うこと自体がストレスになってしまうのです。
ですから、先延ばしにすればするほど、同じ事柄で、毎日毎日嫌〜な気分になって、ストレスを貯めていってしまうのです。
つまり、そうじをしないことで、汚れがだんだん溜まっていってしまうのと同様に、心にもストレスがどんどん溜まっていってしまう、ということです。
「なんだ、そんなことか」と思うかもしれません。
でも、チリも積もれば山となる、です。
後回しにしてしまう人は、ほんのちょっとしたことでも、どんどん溜め込んでいってしまいます。
そうなると、1日のうちに何度も何度も、それを目にするたびに、「やるの嫌だなー、めんどくさいなー」と考えないといけなくなってしまうのです。
それと、もうひとつ。
こういうふうに、やらないといけない、やらないといけない、と考えすぎてしまう人は、ちゃんとできない自分のことを「なんでできないんだ」と責めてしまうようになり、自分のことが嫌いになっていってしまいます。
こうやって、やらないといけないことをどんどん溜め込んでいって、それを目にするたびに、ストレスを感じ、さらには、ちゃんとできない自分のことを嫌いになってしまうという、負のスパイラルに陥ってしまうわけです。

作業をため込まないコツ

めんどうな作業は、一度ため込んでしまうと、余計手をつけられなくなってしまいます。
やってみれば、大したことのないようなことでも、「やらないといけない」が何日も続くと、大変な作業のように思えてしまうものです。
そうならないために、ここでは、やらないといけないことをため込んでしまわないための、ちょっとしたコツをご紹介します。

こまめに少しずつ

何よりもこれが大事です。
やらないといけないことに気づいたら、後回しにせずに、すぐにやってしまうことです。
例えばそうじの場合。
ちょっとしたよごれに気づいたら、その場でささっときれいにするように心がけましょう。
「今度まとめてそうじしよう」と思ってそのままにしておくと、結局たまっていってしまいます。
そして、よごれやほこりがたまっていくほどに、さらにそうじが嫌になっていってしまいます。
完璧主義の人に多いのですが、何か物事をするときには、一から十まで、きっちりやらないと気が済まないというタイプの場合、ふと部屋のよごれやほこりなどに気づいたとしても、ちょっとだけそうじする、ということに抵抗感があります。
こういう人は、「今度まとめてそうじしよう」になりやすいのですが、きっちりやらないといけない、という思いが、またプレッシャーとなってしまい、さらに手を付けづらくなっていってしまいます。
ですから、完璧主義にならずに、気づいたときに、少しでも手を動かすクセをつけることが大事です。
ポイントは、手を動かす際に、感情をいれないようにすることです。
一瞬、「めんどくさいなー」と思ってしまっても、それ以上感情を引きずらないようにして、さっさと体を動かすようにしましょう。

感情をイメージする

こまめに少しずつ作業をするのは大事ですが、すべてがそんな性質のものばかりではありません。
どうしてもやらなければいけない作業が、とても大変でめんどうなこともあります。
そういうときは、嫌な作業にフォーカスするのではなく、その作業をすることで、どんないいことが起こるか、どんな感情になるかをイメージするようにしましょう。
例えば、仕事に関していえば、「会社の同僚に喜んでもらえる」「上司に褒められる」「お客さんに喜ばれる」など。
家事に関していえば、「部屋が片付いてすっきりする」「よごれが取れてきれいになる」などなど。
やらないといけないのに手をつけられないのは、その作業自体の嫌なことにフォーカスしてしまっていることが多いです。
ですから、その作業自体のことを考えずに、その作業を終えることでどんないいことが起こるのか、どんないい気持ちになるのかを想像することで、モチベーションを高めることができます。

とりあえずやり始める

これは、脳の仕組みを利用した方法です。
作業を後回しにしてしまう人の特徴として、「今は、やる気が起こらないから、やる気が出るのを待つ」というのがあります。
しかし、いくら待っていたところで、結局やる気は起きずに何もできない、ということが多いと思います。
これは、脳の仕組みから考えると間違った考え方です。
やらないといけないことを、やる気が起きるまで待っていても、いつまでもやる気は起きないままです。
やる気というのは、自然に湧き上がってくるものではありません。
では、どうすればやる気が出るのか。
そのコツは、とりあえず作業に手をつけることです。
嫌な作業があって、先延ばしにしていたけれども、いざ始めると、熱中してきっちりやり遂げないと気がすまなくなった、といった経験はないでしょうか。
これは、作業を始めたからこそ、やる気が出てきたのです。
やる気が起こるのを待つのではなく、作業を始めることで、やる気が出てきます。
いつまでも「やる気が起こらないから」と自分にいいわけをせずに、やる気が起きていなくても、とりあえず手をつけるようにしましょう。

おわりに

今回は、やらないといけないことをため込んでしまわないための、ちょっとしたコツをご紹介しました。
やらないといけない作業は、後回しにしたところで、結局いつかはやらないといけないんですよね。
それなら、早めに終わらしてしまって、ストレスをため込まないようにしましょう。

以上、「やらないといけないとわかっていても、後回しにしてしまう人へ」でした。