冷え性の根本改善

今年も残すところあと１ヶ月となり、寒さも本格的になってきました。
みなさんいかがお過ごしでしょうか？

この季節にお困りの方が多いのが冷え性ですね。
くつしたは必ず２枚履く！
カイロは手放せない！
という人も多いのではないでしょうか。
さて今回は、この冷え性についてお話します。

まず、冷え性の方に質問です。
あなたは冷え性対策として何をしていますか？
しょうが湯を飲む？
おふろにゆっくりつかる？
服を着込む？
どれも大事ですが、結局はその場しのぎです。
体が冷えるから温めているだけで、根本的には改善されていません。
冷え性をきちんと治そうと思ったら、冷えにくい体になる必要があります。

冷えにくい体になるために重要なのが、全身にある筋肉です。
脂肪は熱が発散しないようにする効果がある、というのはみなさんご存知だと思います。
では、筋肉がその熱を発生している、ということはご存知でしょうか？
つまり、筋肉量が多い人、特に男性などは、十分な熱を生み出せるので冷え性にはなりにくいですが、筋肉量が少ない人は冷え性になりやすいのです。
また、筋肉は血液を送り出すポンプの役割もしているので、筋肉が強いとポンプ作用がしっかり働くようになり、血流がよくなることで体が温まるようになります。
ですから、運動をして筋肉を鍛えれば、熱を生み出す力も強くなり、血流も良くなるので、冷え性も改善されます。

さて、効果的に筋肉を鍛えるには、大きな筋肉である腹筋や背筋を鍛えるといいでしょう。
また、足の筋肉をつけるスクワットも効果的です。
といっても、激しい筋トレをして鍛える必要はありません。
適度な運動で体を動かすことが大事です。