整体院プラスの健康コラム

【枚方市樟葉】整体院プラスの健康コラム

テレビや雑誌では紹介されない、整体師ならではの健康情報を、大阪府枚方市の整体院プラスからお届けします。

適度な運動にジョギングをおすすめする理由

当院のお客様によく、どんな運動をすればいいか聞かれます。
そんなとき、決まって答えるのが、水泳とジョギングです。

水泳 or ジョギング

水泳はとてもいいです。
全身を使いますので、普段動かさないようなところも、まんべんなく動かすことができます。
上半身も下半身も、全体的に体が柔らかくなります。
ただ難点を言えば、体が冷えてしまう、ということもありますし、また、なかなか気軽に水泳をする、とはいかないものです。
そういったことを考えると、気軽にどんなときでも運動ができるということで、私はジョギングをオススメしています。

ジョギングは水泳のように全身の運動はできません。
しかし、体の中で一番動かさないといけないのは、脚の部分です。
脚をしっかり動かすことで、体全体の血流がよくなります。
ですから、全身の運動はできませんが、体にとっては効果的な運動になります。

水泳にはない、ジョギングのメリット

さらにメリットをあげると、ジョギングは体にとって自然な負荷がかかる、ということです。
水泳などでも体を動かして、体に負荷をかけることができますが、水の中ですから当然普段の体にかかる負荷とは違ってきます。
その点、ジョギングでしたら、普段の生活と同じ環境で、重力を体に受けながら、体に負荷をかけることができます。
当然、足首や膝、股関節などに大きな負荷がかかりますが、こうやって負荷をかけることで、体を強くすることができ、普段の日常の生活の上で役に立つようになります。
(逆に、脚などが痛くて、ジョギングができないような人には、水泳をオススメします。)

たまに、ウォーキングをやっている、という人がいますが、どうせ歩くんでしたら、そのまま走ったしまったほうがいいです。
ウォーキングは大した運動量にはなりません。
運動目的でしたら、ジョギングをしたほうがはるかに効率がいいです。
ただし、歩くのも大事です。
ある程度ジョギングをしたら、体を休める意味も加えて、散歩をするように気楽に歩くようにしたらいいと思います。
ウォーキングのように必死に体を動かすことを目的とせずに、気楽に体の力を抜いて歩くようにしてください。
ジョギングで使った筋肉や関節の力が抜け、体が柔らかくなります。
そして少し歩いたらまた走る、というふうにすればいいと思います。

あと、なんといっても、ジョギングの利点は、気軽に運動できる、ということでしょう。
天気さえよければ、どんなときであっても運動ができます。
ジョギングをする、となると、ジョギング用の服でフル装備をしてから走りだす、という人もいますが、そんなスタイルなんかどうでもいいんです。
いや、ジョギングが好きでそういう格好をして走るのが好きな人はそれでいいんです。
でも、ジョギングがそれほど好きではない人が、そういう格好をしないといけない、と思ってしまうと、それだけで運動をするのが億劫になってしまいます。
動きにくい服装でなければどんな格好でもいいのです。
思い立ったらすぐに走り出す、ぐらいの感覚で十分です。

もし、走っていて、しんどくなってきたら、歩いてしまってもいいです。
必要以上にがんばってしまうと、嫌な記憶が残ってしまい、ジョギング=嫌なこと、として潜在意識にインプットされてしまいます。
そうすると、ジョギングを続けていくことがつらくなってきます。
しんどかったら歩いてしまう。
走りたくない日は、無理をしない。
「絶対に毎日つづけるんだ!」とか、「何キロは絶対に走るんだ!」のように目標を決めるのはとてもいいことですが、それによって必要以上に自分の心を縛らないように注意してください。
目標は目標として割り切って、無理をせず、気楽に続けるようにしてください。

それともうひとつ。
走るスピードですが、必死になって思い切り走る必要はありません。
早歩きの状態から少し早いぐらいで十分です。
プロではないんですから、体をそこまで追い込む必要はありませんし、逆にやりすぎると、体を痛めてしまうことにもなりかねません。
あくまで気楽に、運動を楽しむ、という気持ちが大事です。